もういくつ寝るとお正月(正月行事)

大掃除

お正月は、新しいその年の神様である「御歳神」を家に迎える日で、この神様を迎えてお祀り(おもてなし)する行事がお正月行事です。

神様をお迎えする行事ですから、家の中をきれいにはらい清めておかなければなりません。一説には、江戸城のすす払いがその始まりとされますが、これが暮れの大掃除になります。

また、やってくる神様の目印にしたものが「松かざり」や「門松」です。そして、玄関に邪気払いの注連(しめ)飾りや注連縄(しめなわ)で結界を張って、神様をお迎えします。

その年の神様は、地方によって異なりますが7日ほどその家にとどまって、その家の人々に供されて過ごします。これを「松の内」として正月行事の期間になります。